2009年7月17日金曜日

今日の質問。写真付

今日も『二程全書』からで、「遺書二先生語第七」から2問。

2行目と6行目の文です。

2行目:
敬下驢不起。世人所謂高者却是小。陳先生大分守不足。○足一作定。

注は「世人の所謂高きは却って是れ小。陳先生大分守って足らず。○足は一に定に作る。」とでも読むのでしょうか?それよりも本文が問題です。下驢不起それぞれの語の間に「-」が入っているのが特にわからないわけです。

6行目:
以誠意氣楪子、何不可。若有爲果子、係在他上、便不是。信得及便是也。氣、一作幾。
写真は『二程全書』で、上の文は『二程集」からです。
氣楪子」とは?「若有爲果子、係在他上」とは?

2 件のコメント:

ウソツキ恒ちゃん さんのコメント...

「敬して下驢して起きず。」かなぁ?

良南釣徒 さんのコメント...

これはまったく分かりません。

「下驢不起」は文字面通り訳すと「ロバから降りない、降りることができない」の意味ですが、何らかの故事を念頭に置いているのでしょうかね。「陳先生」というのは陳摶(希夷)のことでしょうか。趙匡胤が挙兵したと聞いて、喜びの余りロバから転げ落ちた話をいうのでしょうか?