2008年9月25日木曜日

今日の難字3

「註。於難辞。於と見子ば道体を見たでない。暦をくるはぞふさもないこと。此於乎処はあんはいあるなり。景気を見てもそれなり。枩嶌やこじまいかにと人とはば何と答へん言の葉もなし。於乎の処なり。景色も此方の心へ照りあわ子ばすめぬ。於乎が涙の」…西行の歌。
出典:黙斎中庸26章講義。

今日の難字2

これはわからん!!
「流すことでない。又それより始りて十二万九千六百年なり。異端は筭用づめであぶながる。巾着の金はつきる。某かやふな月のない身帯はあぶない。天地はなくなるかと思と又始まる。根理而生者洪(然として無廢なり)」。
出典:黙斎中庸26章講義。

今日の難字1

「常人四端の発なとをみよ。乍の内にふつ々々と善発し、あともさきもなくしまふ。積てない」。
青線は「端」か?
出典:黙斎中庸26章講義。

2008年9月15日月曜日

4つ目の難字

さて、二重青線は何と読みましょう?「有」?「明」?
出典:黙斎中庸章句25章講義
「右予講する處甚拙けれとも、これて骨組となし、迂斎學話二十三巻を并考へば、ほぼ此章の意を得ん。意味は学話にあり。又佐藤氏韞藏録四巻載する説にて大くくりを片付け、意味は拾遺十九、正義録七にて。但し先君之此録粗脱夛けれは看難けれども甚面白きことあり。」

3つ目の難字

二重青線「笑」でしょうか?
本当は「傷心」のこと?
出典:黙斎中庸章句25章講義
「いきながら悔に行ば、御笑と云ながら心は芝居ぞ。悔が悔には立ぬ。笑ながら膳をそなへれば、祭をしてもせぬやふなもの。なぜ如しと云へば、料理を并べ神主も出てあるから祭には極たれとも、祭らぬも同こと。雖有」

2つ目の難字

二重青線の二字です。
下は「書」ですが、上は?「朱」?
出典:黙斎中庸章句25章講義
「あることなり。直方先生云、書にも此章には手は付ぬとなり。そんなら直方先生の手を付たかと云に、韞藏四巻の説もつかまへ処に手はつけぬ。さて三の自字独自にてみづからとよむにして、そのみづからに皆あたりあり。自成。外を假らぬこと。無假借なり。自足なり。万物皆備於我のきみ。自足の自なり。自道。外をたのまずこちですること。」

2008年9月14日日曜日

最初の難字


最初の難字は黙斎の中庸講義からです。
右に青線二本の所です。
「迠」でしょうか?「適」でしょうか?それとも?
出典:黙斎中庸章句23章講義
「道中すると、道がはかがゆくものなり。○化則有不知其所以然者。其つまりを段々語たものなり。動くから変化は皆向のことなり。不知所以然は、思はず知らずよくなったなり。医者の藥て去年の病気が直りて、今年道中するに其医のことはとんと忘れて仕(舞ものなり)。」