2010年1月14日木曜日

どちらが正しいのか?

中文出版社の『二程全書』と、里仁書局の『二程集』とでは、句読点の位置や語自体に相違がしばしばある。どちらが正しいのか?わからない。

最近悩んでいるのは「二程全書巻之三十九(外書第十二)」(里仁書局では「河南程氏外書巻第十二」)である。

そこには、里仁書局本には「二程之學、以聖人爲必可學而至必欲學而至於聖人。」とある。
今まで読んでいた中でという言葉をこの様に使うところがあっただろうか?
ここは「二程之學、以聖人爲必可學而至而。必欲學而至於聖人。」の方がすんなりと読めるのではないだろうか?

それと、里仁書局本には「祐二年正月二十五日戊寅、内侍至資善傳旨、權罷講一日。二十七日庚辰、資善吏報馬宗道云、上前日微傷食物、曾取藥。恐未能久坐、令講讀少進說。」とあるが、中文出版社本ではとなっている。こちらは食するの意から動の方がよいか?と思うのだが…。わからない。

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