2010年2月11日木曜日

二程全書外書第十二から


ページがまたがったのでちょっと読みにくいですが、外書第十二からの質問。
写真は中文出版の『二程全書』で、
「先生曰、伊川常愛衣皁、或塼褐紬襖。其袖亦如常人。所戴紗巾、背後望之如鍾形。其製乃似今道士謂之仙桃巾者。然不曾傳得樣。不知今人謂之習伊川學者大袖方頂何謂。」です。
ここの最後の「不知今人謂之習伊川學者大袖方頂何謂」ですが、里仁書局の『二程集』では「不知今人謂之習伊川學者大袖方頂何謂」となっています。
ここの赤字のところはどう読むのでしょう?
とりあえず、こんな風に読んでみましたが、どうも違う様な・・・?
「先生曰く、伊川常に衣の皁[そう]、或は塼褐[せんかつ]紬襖[ちゅうおう]を愛す。其の袖も亦常人の如し。戴[おお]う所の紗巾、背後より之を望めば鍾の形の如し。其の製は乃ち今の道士之を仙桃巾と謂う者に似れり。然れども曾て樣を傳え得ず。知らず、今の人之を伊川を習う學者の、大袖方頂と謂うは何の謂ぞや、と。」それとも「知らず、今の人之を伊川をして學者の大袖方頂に習わしむと謂うは何の謂ぞや、と。」かなぁ?わからない!

2 件のコメント:

ウソツキ恒ちゃん さんのコメント...

点の通りで行きましょう。
「知らず、今の人之を伊川の學者の大袖方頂に習うと謂うは何の謂ぞや」

良南釣徒 さんのコメント...

「知らず、今人之を 伊川に習ふ學者は大袖方頂すと謂ふは、何の謂ぞや。」
(今の人が「伊川に習った学者はみんな大きな袖に、四角いかぶりものをしている」というのはどういうわけだ?)

でしょうね。