今日は『二程全書』の「遺書三」からです。
写真(二程全書)にある、「漢成帝夢上帝敗我濯龍淵、打不過。」の読みがわからないのです。
このことは、インターネットに「許楊説:從前成帝採納了翟方進的意見,不久夢見自己到天上,天帝發怒説、為什麼要毀掉我的濯龍淵?自此以後百姓失去了它給予的好處,導致許多人飢餓窮困。」などとありますので、漢の成帝が濯龍淵を壊したのを上帝が怒ったという夢を成帝が見たということでしょう。しかし、後半の「打不過。」ってどういう意味(読み)なのでしょう?
稲葉黙斎の講義録や関連資料にある、私にとっての難字・難文の質問箱です。どなたか是非読み方をお教え下さい。中には、わかったものもあります。それは問題として読んで下さい。
1 件のコメント:
メールからのご助言;
凄いです!じっくりと考えましょう。
①「打」は、ある行為をする意。「只管打坐」とおなじ用法。
②「漢の成帝、上帝我が濯龍淵を敗るは、打不過(非常に堪えられない)というを夢む。」「不過」は「つらい」とか「悲しい」とか「堪えられない」と言う意味。
③「漢の成帝、上帝を夢むに、我が濯龍淵を破り、不過を打つ、と。」ここの「不過」は、「無辜の人民」の意。
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