
今日は黙斎の『葬之心得』から。
黙斎の書いた漢文なのだが、青線の『似』が読めない。
文は「其心薄似乎火葬也。」で、普通は「其の心火葬に似て薄し。」と読めばよいと思うのだが、『似』の訓点は「リモ」となっている。そこでわからなくなった。『似』は「よりも」と読むのか?辞書を見ても「より」という読みはない。だが、これは黙斎自身が書いた文だから、それも可か?
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稲葉黙斎の講義録や関連資料にある、私にとっての難字・難文の質問箱です。どなたか是非読み方をお教え下さい。中には、わかったものもあります。それは問題として読んで下さい。