稲葉黙斎の講義録や関連資料にある、私にとっての難字・難文の質問箱です。どなたか是非読み方をお教え下さい。中には、わかったものもあります。それは問題として読んで下さい。
こんにちは。Blogも含めまして、楽しく拝見させていただいています。また、黙斎の講義も興味深く読ませていただいております。 問題の個所ですが、「負」で辞書を引きましたところ、「負暄」(暄[けん]を負[お]う)で出ていまして①ひなたぼっこをする。②君主に忠誠をつくすたとえ。とのことです。 文字を見ると明らかに「睻」ですが、「暄」の書き間違いではないでしょうか?「農夫苦(はなは)だ暄を負うを勧む」、のどかですねぇ。 ところで田原擔庵という方は、上総道学の最後の人ということですが、いつ頃のひとなのでしょうか?
いつも素早いお答え、ありがとうございます。「暄を負う」ですか!私も辞書で確認しました。黙斎は故事を引用したのですね。私は、「農夫が暑いのを嫌って、何か日除けになるものを勧めたのだ」と勝手に思い込んで、「暄」は萱みたいなものかと考えていました。ところで私の辞書では「暄」から調べると「負暄」は出ていません。「負」で調べるべきでした。ところで田原擔庵ですが、「黙斎を語る会」のHPの崎門学脈系譜に載せてあります。田原擔庵。名は秀熹。綱三郎と称す。成東町湯坂の人。昭和13年(1938)1月18日没。年68。父は田原秀信。利左次と称す。号は耕庵。成東町湯坂の人。昭和2年(1927)9月7日没。年78。田原擔庵の孫と面識があり、時々本を借りています。上総道学は昭和まで続きました。
田原擔庵氏のこと、ありがとうございます。昭和初期まで、道学の伝統を受け継いでいた先生がいらっしゃったんですねぇ。伝統が絶えてしまうことは、寂しいことです。
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こんにちは。Blogも含めまして、楽しく拝見させていただいています。また、黙斎の講義も興味深く読ませていただいております。
問題の個所ですが、「負」で辞書を引きましたところ、「負暄」(暄[けん]を負[お]う)で出ていまして①ひなたぼっこをする。②君主に忠誠をつくすたとえ。とのことです。
文字を見ると明らかに「睻」ですが、「暄」の書き間違いではないでしょうか?「農夫苦(はなは)だ暄を負うを勧む」、のどかですねぇ。
ところで田原擔庵という方は、上総道学の最後の人ということですが、いつ頃のひとなのでしょうか?
いつも素早いお答え、ありがとうございます。
「暄を負う」ですか!私も辞書で確認しました。黙斎は故事を引用したのですね。
私は、「農夫が暑いのを嫌って、何か日除けになるものを勧めたのだ」と勝手に思い込んで、「暄」は萱みたいなものかと考えていました。ところで私の辞書では「暄」から調べると「負暄」は出ていません。「負」で調べるべきでした。
ところで田原擔庵ですが、「黙斎を語る会」のHPの崎門学脈系譜に載せてあります。
田原擔庵。名は秀熹。綱三郎と称す。成東町湯坂の人。昭和13年(1938)1月18日没。年68。
父は田原秀信。利左次と称す。号は耕庵。成東町湯坂の人。昭和2年(1927)9月7日没。年78。
田原擔庵の孫と面識があり、時々本を借りています。
上総道学は昭和まで続きました。
田原擔庵氏のこと、ありがとうございます。昭和初期まで、道学の伝統を受け継いでいた先生がいらっしゃったんですねぇ。伝統が絶えてしまうことは、寂しいことです。
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